kaizeの部屋

ツイッターからはみ出た日記

ベーシックな服を作る時の話

ツイッターでね「ベーシックな服はユニクロには敵わない」的なことをよく見るんですよ。

 

まぁ全く同じものを作ればユニクロに関わらず価格競争になるかなっては思います。

 

けど、ベーシックで欲しいものって人それぞれ違うかなっても思います。

 

こないだのニットの話もそうなんですが、ベーシックな黒のセーターでも消費者が求めるものは様々ですしね。

 

例えばですね、俺の経験上で言うと、ウィメンズのカットソーなんかはデコルテが綺麗に見えるものが欲しいって要望は昔から結構あって、それはヒートテックのような生地ではなく質のいい一枚でも着れるものだったりします。それに加えて、後ろ襟ぐりが開いているのか普通なのか、着丈が長いのか短いのかなどの選択肢が出てきて、ブランドならではの個性が出てきます。

 

俺はユニクロあんまり行かないからわかんないけど、そういうのはないんじゃないかな?(あったらすまん)

そういう服ってジャケットのインナーにしたり、一枚でもボトムを主役にしたい時にスタイリングするんでしょうけど、その上着やボトムとの相性もあるわけで、色合いとかも関係するし難民になってる方もいらっしゃると思うんですよね。

 

服なんてものはちょっとしたカットの差とか素材感の差とか色目の差で着るか着ないかが決まるもので、その少しの差で価格が2倍、3倍それ以上になるものです。コストの問題もありますが1番はそれでも必要とされるお客様がいらっしゃいますからね。

 

服なんて魅力的で他にないから価値があるんで。原料、原価の問題ではなく。

 

もちろんこれは例え話で、襟ぐりが開いてるカットソーなんていろんなブランドが出してるのですが、目的をしっかり持ってデザインすればもしあまり売れなかったとしても考えは深まるんじゃないでしょうか(無責任)

 

ベーシックなアイテムというのはリピーターも作れますし、収益の柱になる商品だと思います。

なので、簡単にベーシックは作っても負けるとは思わず、顧客が求めてるものやブランドとして必要だと思うものをしっかり考えて他のブランドを意識しすぎず(他の商品を知ることは大事ですが)自信を持って作れば良いんだと思います。

 

説教臭くてごめんね。それでは👋