kaizeの部屋

ツイッターからはみ出た日記

父さん会社辞めたんだ

あっという間に年末です。

私事ですが、来年2月までで今の会社を退社することにしました。

理由は色々ありますが、1番大きいのは今環境を変えないとこのままダラダラと今の仕事を続けてしまいそうな危機感を感じたからです。

今の仕事はある意味安定していて、色々な方々に支えられながらも商品企画の責任者としてこれまでやってきましたが、徐々に管理職としての側面が強くなり、企画という仕事から離れていっていたのも事実。

まぁ、年齢的にもそうなるのは仕方のない事ですが、40代半ばという年齢でもう一度モノづくりに携わる仕事をしていきたいという人生最後のわがままを通す決断をしたという事です。

 

家族には申し訳ないですが、妻もそもそもそういう人間だということも理解してもらってるので、大変感謝しております。

 

周りにはもったいない、チャレンジャーやなーとか言われておりますが、幸い体は丈夫なのでなんとかなるかなという精神でおります。

 

20年以上企画、展示会、生産というルーティンを一度止めるという開放感を少しだけ味わって、次に何をするかは決めてないですが、来年も頑張っていこうかなと思っております。

 

最終的にはアパレルやってないかもしれないし、のたれ死んでるかもしれませんが、これもまた人生。

 

ともかく、皆様におきましては良いお年を迎えて下さいませ。私ももちろんいい一年を迎えられるようにのんびり過ごします。

 

それでは☺️

ユニクロがうっすら嫌いな話

こんにちは。

暑い日が続いていますが体調はいかがでしょうか。

私は最悪です。夏バテかなぁ。

 

こないだ、ユニクロがうっすら苦手なポストをしたのですが、苦手な理由でも書こうかなと思いまして。

 

まず、買っても着なさそうってのがあるなと。俺が男だからかもしれないですけど、メンズはデザイン的になんだかイマイチというか、いや、あったら便利なんかもしれませんが、どうせ部屋着にしかならんしなって思って買わないことが多いです。

ちなみに、ユニクロに全く行かないと言い訳ではなく、家族(子供)の服はよく買います。ユニクロではないですが、GUのちいかわコラボとかめっちゃ買いましたし。娘はデニムとかセーターとかイネスのラインも何度か買ってますし愛用してます。妻もインナー類はユニクロで買ってますね。けど、俺はインナー類だと無印の方がなんとなく好きですし、ユニクロじゃなくていいやーって感じです。レジは便利。カゴに入れただけで金額がわかるとか画期的。そういう部分は評価してあげてもいいかな!

 

無印はあのよくわからない北欧的なBGMと、年齢不詳の客層、図書館の司書みたいな雰囲気の店員とも好きだし、余裕のある大人の消耗品って感じで好んで買ってます。

 

よくオススメはされるんですよ。インナー系はいいとか、ユニクロUのカットソーは使えるとか。けど、なんだか買う気が起きない。どうせなら無印の異空間で買いたいなって思っちゃう。

 

あと客層が嫌だ。いろんな人が買いに来るわけで子供からおじいちゃんまで。真面目そうな人からガラの悪い兄ちゃんも。なんか一緒のもの着たくないなって思っちゃうのです。

 

そして、決定的に苦手になったのは、やはりブランドとのコラボだったかな。

その昔、デザイナーズインビテーションプロジェクトという、気鋭のデザイナーとのコラボを大々的にやったんですよ。

目的としては、気鋭のデザイナーは知名度をアップできる、ユニクロはファッションに興味を持った顧客を取り込めるという目的だったんじゃないかなって思います。

しかし、個人的には気鋭のブランドを安く買えるという結果しか残らないのではないかと思ったんですよ。普通に考えて、ユニクロで知ったブランドを、その何十倍の値段のブランドを買おうとします?名前は知れたかも知れないですけど、そこから顧客になった人ってどれくらいいるんですか?って思ったのです。

もちろん、コラボにあたり、売り上げのマージンなのか、契約金なのかわかりませんが、ブランドの運転資金にはなったとは思いますけど、継続して利益が出たのは(集客を増やしたのは)ユニクロの方だけだったのではないかと。

 

当時ユニクロはダサいというイメージを払拭するのに、佐藤可士和を起用したり、庶民派だったCMをオシャレに変えたり、とにかく必死感は伝わってきてました。チラシは今でも昔のままですけど。表面上だけはお化粧しても中身はユニクロだったわけですよ。

だから、デザイナーとのコラボを始めて、ユニクロもオシャレですよ。ファッションに敏感な人たちも買ってますよ。ってことで始めたんだと思うんです。

他人のデザインを金で買ってあたかもユニクロがオシャレになったと思わせる手法がどうしても許せなかったんですね。

 

俺はコラボ自体を否定するわけではないです。これまでもたくさんの企業のコラボレーションで得意なものと得意なものを掛け合わせ、化学反応が起きてイノベーションが起こったこともあるでしょう。けど、ユニクロコラボには単にデザインを拝借して安く売って客を集めるという、このコラボでしかできないことが、価格面のみのメリットになっているのがどうもなーって。

 

それでも、マメとのコラボは無縫製の編機でシームレスな下着を作るユニクロの技術(無縫製の技術はユニクロが開発したわけでもなんでもないですが)を使って生産された背景を考えると意味があったのかも知れません。けど、どうせならそのような設備を気鋭のデザイナーに開放するとか、生産背景を貸し出すとかそのくらいの支援はしてもいいんじゃないかって思うわけです。東京ファッションウィークへの支援もだんまりだし。参加は2006年くらい前に出たみたいだけど、日本のファッションを支援しようとか盛り上げようという気は全くないと思う。

 

ここ最近のマルニとのコラボなんて、普通の生地にマルニのプリントしただけですよ。コラボレーションの意味とは。昔のマリメッココラボもそうですが、ああいうブランドはプリントのデザイン、その権利がブランドたる所以なわけですが、言い方が悪いですがそれを合法的にパクって販売しているだけと思えるのです。まぁ、数型ですがヒートテックにプリントしてたんでコラボっぽさはその部分のみはありましたが。

 

+Jもお世辞にも良い商品とはいえなかった。ジルサンダーがデザインしたって言わなければ、何か価値があったのだろうかという商品だったと思います。見ただけで買ってないからわからんけど、ファッションに興味ある人であれを着続ける人っているの?

 

一部、ユニクロのおかげでブランドを知ることができた。ユニクロコラボにはデザイナーたちの知名度を上げる効果があるって人もいましたけど、ユニクロコラボで買った人が本家の顧客になった例ってあります?ないでしょ!(断言)

 

ユニクロもいまや海外の売り上げの方が高くなってますよね。今は中国圏の売上が海外のほとんどではありますが、ファッションの聖地であるヨーロッパでも出店を加速しているとか。イトーヨーカ堂がアパレルを撤退したことで、国内でもまだ伸び代があるのかも知れませんね。

 

しかし、世の中がみんなユニクロになっても俺だけはアンチユニクロを守り抜こうと思います。これは男の意地です。

ユニクロの学生服、ユニクロの水着、ユニクロのウェディングドレス、ユニクロの喪服、ユニクロのお墓、ユニクロハウス、ユニクロカレーなど、どんなにユニクロが大きくなっても、俺だけはブランド品をスーツケースに入れて孤島で暮らしたいと思っています。

 

それでは

価格の付け方の話

こんにちは。

盆休みも過ぎて、非常に憂鬱な気持ちで生きております。

 

なんか最近、ファッションに関しては書いても、アパレルのことを書いてなかったなと思って、久々にアパレルの話をしようかと。

 

なんでそう思ったのかっていうと、ツイッターで古着屋さんのツイートが流れてきまして、ちょっと興味深いなと思ったのです。

そのツイートがこちら。

 

f:id:kaize35:20230819222235j:image

 

古着のことは全然わからないので、伏せ字されてる店も全く知らないのですが、つまりはそんなに価値がない古着を、あまり知識がない人達に「価値がありますよ!」といって売ってるお店に対してちょっと違うんじゃないか?と言ってるのだと思います。

 

これは、古着に限ったことでもないのではないかな?って思いました。

例えばラグジュアリーブランドだって、服そのものの価値と価格の関係じゃなくて、その服を所有するとこでの満足感や安心感、そしてその価格を出すに値する接客やサービスを含んで、非常に高い価格設定になってる訳ですしね。

 

原価厨ではないですが、服そのものの価値以上の価格設定がされているというのはよくある話…もちろん、商売的には「売れるんだからいいじゃない」ということなんでしょうけど。個人的にはアコギな商売はどこかで歪みが生じるもんだけどなぁなどと思ったりしました。

 

***

 

ちなみに一般的には服の価格設定の方法として、2つの方法があります。

ひとつは、積み上げ式。

これは加工賃、材料費、その他の経費を積み上げていき、最終の利益を載せて上代とする方法です。どちらかといえば、クオリティ重視の商品に用いられる方法で、デザイナーズや小ロット生産の服に用いられます。

 

次に、あらかじめ上代設定をする方式(正式な名称は知りません…)。

はじめに上代を設定して、その中で、加工賃、材料費、その他の経費を割り当てる方式です。

どちらかといえば、価格設定が低め、大きな企業やMDが細かくされているブランドに用いられます。

例えば「この商品は3.980円で売りたい」とする計画があって、「では生地はいくらまで」「加工賃は〇〇までだから、このディテールは省きましょうか」みたいな会話がなされます。遠足のおやつ的な?発想です。

 

当然ですが、どちらが良いというわけではなく、会社の方針や商売の業態でも異なり、またその方法をハイブリッドで行うのが一般的です。

例をあげると「この商品はこのシーズンを象徴するアイテムだからできるだけ妥協のない商品を作ろう」とする積み上げ式の商品がある一方、

「この商品は、3.980円で店頭に出せば、必ずたくさん売れるはずだから、〇〇円までに原価を抑えて作ってね」などと指令が下る商品もあり、それが混在した形での商品展開になるのが主流だと思います。(量販は徹底した上代設定管理がなされている印象です。数円差が出るだけで、大きな額の計算が狂いますしね…)

 

言うまでもなく、先にたくさん売れるという前提があるために、原料を安く調達できたり、加工賃も抑える事ができるために、上代を先に決める方法の商品は品質が悪いのか?ということもありません。

 

ちなみに、企業である以上予算に応じて使えるお金は決まっていて、生産原価の上限設定、リテールの場合は仕入れ原価の上限設定があり、〇〇円売り上げるために、〇〇円の原価(仕入れ)枠の中で商売をしますので、その大枠の予算に応じて商品ひとつひとつの原価や上代が設定されるのですが、まぁちょっと難しいので割愛します。

 

なんか、古着の話から脱線してますが、価格というのは色んな思惑で決定されており、なにが正しく、なにが間違ってるとは言いにくい部分があるんですね…

 

ただ、値付けは経営という格言がありまして、つまり、価格設定は経営判断として非常に重要なポイントというのはあると思います。

 

価格を安くすれば、客層が広がり創意工夫に磨きがかかり、低価格で良いものを作る意識が生まれるというメリットもあれば、価格を安くしすぎてブランドイメージを損ねたり、今の状況の様に、為替が変化したり、原材料が高騰すると利益を出せなったりもします。

 

価格を高く設定すれば、より良い加工や原料も使え、商品のクオリティも上がり、企業やブランドのイメージも良くなります。逆に高くしすぎれば、商売の裾野が狭くなり、ライバルに顧客を奪われる危険性もあります。

 

要はどちらもメリット、デメリットがあり、そのバランスの取り方が重要で、自社の顧客や実力、市場の変化を客観的に把握していないと誤った判断を下すことになりますので、価格設定は利益の根幹に関わる重要な経営判断といえると思います。

 

古着、ヴィンテージの話は価値がないものを価値があると言って売っているという話なので、意味合いは違うかもしれませんが、最終的には市場が判断するのだろうとしかいえないのかもな…って思いました。

 

それでは

 

結婚と子育ての話

こんにちは

台風で家にいるので暇でブログ書いてます。

ファッションとは関係ないし、俺のしょうもない人生と思想を書いたので、むかついたらごめんね。

 

政治的な話は拗れるからしたくないけど、TLに少子化問題や子育て問題のツイートが流れてくる。

今に始まったことではないのかも知れないが、ツイッターにはそういう話題が多いなって思う。

アパレルやファッションのアカウントや趣味が合いそうだなって人をフォローしてるのに、そのような社会問題が頻繁に流れてくるということは、よほどみんな関心があるんだなとも思う。

 

基本的に俺は国の少子化とかどうでもいい。結婚したくなければしなくていいと思うし、子供欲しくないと思えばそれもいいと思う。

 

***

 

余談ですが俺は女性が活躍してるアパレルで働いてるから、結婚してない女性、子供いない女性も山ほどいるのも知ってる。自ら仕事が優先で家族は必要ない人もいれば、社会の仕組みが整っておらず子育てしながらは働けなくて、子供を作らなかった選択をした人もいる。今は違ってて、実力があれば休職後戻れるし、なんなら戻ってきて欲しい。人手不足だし。時短での勤務や託児所や保育所と契約してる会社もある。

なにせ、アパレルは女性が働いてくれないと成り立たない仕事ですからね。

 

ただ昨今、必要以上に個人主義、結婚しない自由、産まない自由を煽りすぎだと感じる事もあるし、問題提起、問題解決というよりも結婚相手の不手際や結婚生活、子育ての苦労をエンターテイメントとして消費してる感はあり、それが悪い方向に向かうのではないかという危惧もしてる。

 

***

 

俺をフォローしてる人は度々言うから聞き飽きたかも知れないが、若い頃は子供が嫌いで、親には絶対結婚しないってずっと言ってた。

子供の頃から人を信用できないほど用心深かったし、そもそも女の人が苦手だったからそんなものしたくなかった。

 

ところが、大学時代に同級生と付き合うことになり、あれよあれよという間にそのまま結婚してしまうのである。

とはいえ、後悔してるわけではない。多分、この先俺と結婚してあげるという人はあらわれないだろうということ(それくらい俺は自分のことを子供じみてて、わがままで打算的な人間ということはわかっていた)、それとこれまで苦手だった女性特有の意地悪さや攻撃性が無く、こんな菩薩みたいな人いるんだって思って今に至る。

 

結婚なんかしたくないと思ってたが、その決心も実は大したものではなく、あっさりと妻に覆されてしまったという事だ。今考えると若さゆえの孤高な人生を演出するポーズを取ってただけ、さらにいうと、どこにでもいる特別感のないオジサンになりたくないだけだったのかも知れない。

 

まぁ基本的に面倒くさがり屋なので、結婚相手を選り好みしたり、恋愛体質でもなかったから、もっといろんな人と付き合いたいみたいな欲望が薄かったってのもあるかも知れないし、ファッションの仕事をしたかったから人生の刺激がそちらに向いてただけなのかもと、思うこともある。

 

ただ、その時も子供が特に欲しいとかは思っておらず、二人で楽しく暮らせたらとくらいにしか思ってなかった。でも、妻は楽しい家庭を作りたいという希望もあったため、じゃあ、5年間は二人で暮らそう。それから家族を作ろうという話で合意した。

子供が出来ると、服も自由に買えなくなるし、安定して稼がないといけないから転職もしにくくなる。なんといっても、二人で暮らす楽しい時間が奪われるということがわかっていたから、そこは多少の決心はあったと思う。

 

旅行に行ったり、好きな服を買ったり、のんびりして暮らしたと思う。けど、あっという間に5年過ぎ、約束の時が迫ってきた。けど、5年自由に過ごしたからか、ヤダヤダヤダ、子供なんてほしゅうない!もっと遊びたい!という気持ちはどこかに消えて、新しい家族が増えるんだという、なんともポジティブな思考に変わっていた。人間って変わるもんだね…

 

しかし、いざ妻が妊娠すると深部静脈血栓症という病気にかかってしまい、血液をサラサラにする皮下注射を毎日打たなければならず、見ていて本当に辛かったし、本人もマジで辛かったらしい。出産時は肺に血栓が飛ばないように血管に蓋をするという処置もしなくてはならなくなり、想像以上に大変なことになってしまった。

 

無事産まれたのだが、妻曰く、二人目欲しいけど、注射が嫌だということだった。出産の痛みは割とすぐに忘れたらしいが、注射の痛みは忘れられないらしい。

その時は二人目は諦めようと思った。

 

相変わらず、俺は子供が嫌いだったが、これはほとんどの父親がそうであるように、産まれたばかりはそうでもないが、2〜3歳になるとどんどん可愛く感じてくる。よその子は相変わらずうるさいし話も通じないし、全然かわいいとは思えないが、不思議なことに自分の子は可愛く思えてしまう。人間のDNAに刻まれた宿命なんやろうか。

 

色々あったが、結果8年後に第二子をもうけることとなる。注射の恐怖が癒えるまで、上の子が比較的手がかからなくなるまで待って決めた。

年齢的にも限界かなってくらい高齢出産だったけど、ちゃんと産まれてきた。

注射も続けて、妻はほんとすごいな(語彙力)って思いましたよ。めでたしめでたし。

 

 

***

 

てかね、結婚したくないとか子供欲しくないっていっても、俺みたいな人いるんじゃない?っていうことを言いたいのではない。

そんなの人による。流れで書いただけだ。

 

けど、中には自分の生活レベルを変えたくない、自分の人生を犠牲にしてまで子育てで苦労したくないという考え、または、他人の人生との比較、メディアやSNSの不必要な煽りを真に受けて、育てる自信がないと思ってる人もいるかもしれない。俺が若い時に感じた特別な自分から、どこにでもいる普通の人、平凡な家庭を築くことが嫌な人もいるかもしれないなっては思う。

 

SNSで他人の人生の良い部分だけが可視化された状態では、どうしても自分の能力や生活力に不安をもってしまい、子供なんて育てられる環境じゃないと感じる人が増えるのもわかる。

ウチは裕福とはかけ離れた生活で、立派な教育は受けさせられないが、二人とも幸せそうにはしている。子供達は俺のつまんないギャグを受け流しながらも毎日楽しく生活してる(って言ってた)

「いや、だからなに?自分が納得できない子育て環境で生活したくないって話なんだけど?」って言われるだろうが、そんなに高望みしなくても、見栄はらなくても…とどうしても思ってしまう。

 

子供が欲しいけど、育てる自信がないというツイートを見ると、なんだか切ない。欲しいのに諦めるというのが見てて苦しい。何度も言うが、確かに楽じゃないし大変な事もたくさんある。いろんなことを我慢しないといけないし、妻も何百本もの注射をしなければならなかった。でもさ、それを差し引いてもあまりあるものは確実にもらった。

まぁ、まだ子育て終わってないけどさ…

 

身体的理由、経済的な理由、子供が欲しいけど出来ない理由がある人はたくさんいると思うから、「欲しいなら頑張ればいいじゃん?」とかそんな無責任なことは言うつもりはない。

けど、子供は貧乏な環境でも、親が多少だらしなくても、親がちゃんと子供を大事に思ってると、真っ直ぐ育つと俺は感じてるし信じてる。

病気や事故だけには最大限注意を払う必要はあるが、多少ほっといても育つ…(不謹慎だが)

子供に立派な教育を受けさせられない、不出来な遺伝子を残したくない、自分と同じ苦しみを味合わせたくないなど、そういう理由で諦めるなんて勿体無いと思う。また、我々の親世代でも自分が失敗したからといって、子供に「結婚なんてろくなもんじゃないよ」と言う人もいる。俺から言わせると親と同じ人生を歩むなんて誰が決めたんよ?と思ったりもする。

 

将来や政治は確かに不安も不満もはある、けど自治体によっては子育て支援に手厚く、我が家もこれまで色々なサポートを受けてきた。大阪だと高校までの学費も無償化もかなり進んでいる。保育所などはもう少し必要かもしれない。人手も足りてない。完璧ではないがありがたく感じることは多々ある。

 

俺ら子育て世代は、いい部分もちゃんと伝えていかないといけないし、悪い部分も単なるストレスの吐け口やエンタメとしてだけではなく、具体的にどこを変えればいいのか、どこが困っているのかを伝える義務はあると感じる今日この頃です。

 

それでは

 

20代、30代がどんなブランドを好きなのかの話(ウィメンズ編)

みなさんこんにちは。

盆休みなので、引き続き前回の続きを書いてます。

 

メンズ編ではちょっと数が多すぎたなって思ったので、ちょっと少なめで。

ウィメンズは俺が観測する限り、ブランド数も多いというよりも、テイストが多種多様すぎてまとめることはほぼ不可能。

 

前回はあえて書かなかったのですが、おしゃれに興味のある20代、30代が好きなブランドですので、少し偏ってるかもしれません。あくまでツイッター上での話ってことで、軽い気持ちで眺めてもらえればと思います。

 

あと前回と同じく、

  • ブランド名
  • ブランド紹介文(主にfashion press からの引用)
  • 俺の感想(笑)

です。

 

前書きはこの辺にして、早速挙げていきます。

 

 

KISHIDA MIKI

"神戸芸術工科大学ファッションデザイン学科卒業後、キッズウエアやセレクトショップの販売スタッフ、デザイナーを経験。 2014年、着る人の五感を刺激しながら洗練されたスタイルを提案するファッションブランド「KISHIDAMIKI」をスタート。"

 

はい!いきなり知らんブランド。けど、結構好きだな。こういうデザイン。
価格帯もめちゃくちゃ高いといわけでも無く、全然着れないってデザインでもない。ドメブラの強さってこの辺りなんかなって思います。

 

BELPER

”ベルパー(BELPER)は、日本のファッションブランド。デザイナーは尾崎雄一が務める。

作る上では、難解でコンセプチュアルなアイディアは避け、比較的シンプルなアイディアを大切にしている。

服を見るとき、触れるときにスタイリッシュでウェアラブルな物であると感じられ、またそこからクリエイションを感じられる様な服作りが特徴。”

 

聞いたことあったけど、ちゃんと見たのは初めて。男性のデザイナーさんなんですね。これも好きかも。カジュアルでかわいい。紹介文にもあるように、シンプルなアイデアをヒョイと前に出す感じの軽さがあるなと。着やすそうって思いました。メンズもあるみたいですね。

 

Frangant

"FRANGANTは『ダブルスタンダードの肯定』をコンセプトに、一つの概念にとらわれない洋服作りをしています。物事を多面的に捉えたデザインは、男性的でありながら女性的、シックでコンテンポラリーであり、また官能的でもあります。

身に纏う人々が既成の分類にカテゴライズされず、自由に自身を表現できることを肯定しています。"

 

これも初めて聞きました。かなり新しいブランドのようです。BIOTOPで取り扱ってるのかな?紹介文にもある通り、官能的なマニッシュにちょっとクセのあるデザインというイメージです。ちょっとカッコいいファッションが好きな方には合いそうです。

 

GANNI

 

"ガニー(GANNI)は、デンマークコペンハーゲンを拠点に誕生したファッションブランド。
鮮やかな色使いとプリントを組み合わせた、カラフルなコレクションを得意とし、「Scandi 2.0」ともいうべき北欧の新スタイルを提示する。
また洋服作りの過程では、地球環境への負荷を最小化したサステナブルなアプローチを重視。2021年現在は、コペンハーゲンストックホルム、ロンドン、ニューヨークにオフィスを構え、全世界で600以上のトップ・リテイラーで取り扱われている。"

 

このブランドはツイッターでもよく見ますし、店頭でもよく見かけます。ブーツもよく売ってました。ここ最近コペンハーゲンのコレクションブランド人気みたいです。お値段もラグジュアリーブランドほど高くなく、買いやすいのも人気の秘訣かも。

 

JACQUEMUS

”ジャックムス(JACQUEMUS)は、サイモン・ジャックムスが手掛けるフランスのファッションブランド。ブランド設立時はウィメンズコレクションのみだったが、2018年よりメンズラインを立ち上げた。

アンダーグラウンドポップカルチャーの影響を受けつつもミニマルで、どこか洗練されたウェアを展開。モダンなカッティングやシルエットが特徴的。”

 

こちらも店頭でよく見かけるしデザインも好きです。ツイッターではバッグなどの小物をよく見ますね。画像は2020年のものですけど、これ見た時、すげーいいなーって思いました。ファッションウィークでコレクションを発表してないですけど、ブランドはもちろん、そのスタンスやデザイナーも常に注目されてるブランドかなって思います。

 

 

livingtone

リヴィントーン(LIVINGTONE)は、新しいデニム、“デニムトラウザー”を提案する日本のファッションブランド。ディレクターを務める榎本実穂の、ヴィンテージデニムへの拘りと探究⼼からブランドがスタートした。

ブランドのコンセプトは「ドレスとしてのデニムトラウザー」。リヴィントーンの提案する“デニムトラウザー”とは、ヴィンテージデニムから感じられるラフさと、⼥性らしさをバランスよく兼ね備えたパンツで、カジュアルダウンのアイテムではなくカジュアルアップし⾼揚感が得られるデザインが特徴。”

 

これも初見ですね。デニムをカジュアルダウンではなくカジュアルアップ(ドレスアップ)としてこなすデザイン...ありそうでなかったかもですね。

女性のデザイナーながらヴィンテージデニムへのこだわりっていうのも珍しいかも。

 

mister it

”ミスターイット(mister it.)は日本のファッションブランド。主にウィメンズウェアを展開している。

コンセプトは人のための服作り。身近な人々、実在する人の素顔を浮かべながら、その人たちが喜んでくれるような気遣いをデザインに落としこんでいく。

創業者は砂川卓也(TAKUYA ISAGAWA)。パリのエスモードを主席で卒業。2012年よりメゾンマルジェラのデザイナーとしてキャリアを積む。2017年より自身のブランド「ミスターイット(mister it.)を発表。”

 

これは知ってました💪有名だしね!(着たことはない)

画像が適切かどうかは微妙。まぁいいか。

エスモードでは優秀だったみたいなことは聞いたことあります。メンズもあるようですが、多分ウィメンズが得意なのかな?個人的には昨年あたりから覚醒してる感じしますね。本格派って感じします!

 

 

kotohayokozawa

"コトハヨコザワ(kotohayokozawa)は、日本のウィメンズファッションブランド。デザイナーは横澤琴葉が務める。

ファーストコレクションは、2015年10月12日(月)、渋谷ヒカリエで開催されたファッションショー。「東京ニューエイジ」の一人として参加している。

2020年、「2020年(第38回)毎日ファッション大賞」の新人賞・資生堂奨励賞をデザイナーの横澤琴葉が受賞。"

 

知ってました!(強調)

こちらのデザイナーはツイッターもやってるので、昔から存じ上げておりました。todoラインが有名で特徴的なデザイン。着てる方もよく見かけます。個人的にはともかくセンスがいいなって感じます。簡単な作りのデザインに一枚ペラペラをくっつけることでデザインとして成り立たせるとか、こういうシンプルで拡張性が高く、デザインとして成り立たせるのってほんと難しいんですよね。まぁ理屈はどうあれかわいい服ですね。

 

 

NONTOKYO

"ノントーキョー(NON TOKYO)は、日本のウィメンズブランド。

東京カルチャーをベースに、大人の女性の為のストリートウェアを展開。 “クロスオーバー”をコンセプトに、対比における違和感を表現。東京ストリートにあるようなクロスカルチャースタイル、色彩のコントラスト、“敢えて”の美学、極端なシルエットまどが特徴。

元バナル シック ビザールの市毛綾乃が2014年春夏コレクションよりスタート。2013年5月、2014年春夏コレクションより「ノントーキョー」ローンチ。2016年、東京新人デザイナーファッション大賞プロ部門に入選。2016年、パリで展示会形式で発表。" 
 
こちらも知らなくて、ツイッターで教えてもらいました。随分前から活動しているデザイナーさんのブランドらしく、メンズ、ウィメンズ共に展開があるそうです。これぞ東京モードって感じのカルチャー味を感じるデザインで、若いファッション好きの女性には刺さるのではないでしょうか。 
 
 
と、いただいた情報はこのような感じでした。
他にも俺がツイッターでよく見かけるなってブランドは以下の通り。こういうブランドが人気なんだろうなーって感じで見てます。
面倒なんで名前と俺の感想だけ(感想いる?)
 
 mame kurogouchi(マメクロゴウチ)
近年の映え服代表じゃないでしょうか。女性らしいカッティングと繊細な刺繍やジャカードが魅力のブランドですね。店頭でもよく見かけます。ユニクロとのコラボもすげー見ました。着てる人はあんまり会ったことありません。
 
CECILIE BAHNSEN(セシリーバンセン)
一時期、めっちゃ見た。当時店頭にもすぐ見に行ったな...今はコピー品も出るくらい浸透したのかな。アシックスとのコラボスニーカーもツイッターによく上がってました。
 
 TELOPLAN(テーロプラン)
ちょっと前にテレビCMで二階堂ふみさんが来てて、ちょっと話題に出てました。IMCF系っていうんですかね。の国産ブランドのデザイン傾向がよく表れてるブランドだなって思います。
 
 fetico(フェティコ)ここ最近よく聞きくし、着画もよく流れてくるような。実物はまだ見たことないかな。名前の通り、フェティッシュな感じ?やはり繊細で女性らしいデザインが多く、今の東京モードの流れが色濃く出てると思います。 
 
CFCL(シーエフシーエル)
これもめっちゃ見ました(ツイッターで)。あんまり見るから俺も店頭に見にいきました。どこかのニッターさんがこのブランドのサンプリングがめちゃ多いって言ってました笑
 

 photocopieu(フォトコピュー)

このブランドは2〜3年前によく見聞きしましたね。カジュアルな雰囲気でエレガンス味があるドレスが多かったけど、最近はニット画像もよく見かけます。個人的には好き。

 

 

という感じで、全体的にはカジュアルとエレガンスという感じに分かれるのかなって思います。メンズ編でもあったように、シンプルというよりデザイン性。シルエットやディテールが楽しいブランドやかっこよくて強いブランドが多めに感じました。ややメンズライクなものが減っている気もします。

バレンシアガやロエベなども人気はあるようですが、服というより小物などにとどまっている感じ?

いや、そもそも、女性でもドメブラやちょっとマニアなブランドを買う人は、ラグジュアリーの小物を買うかっていうとそうでもなく、なんかそこはファッション好きでもカテゴリーが分かれているとは思います。

 

その元を辿るのは非常に難解ですが(なんでも結びつけるのは悪い癖とは思いつつ)やはりジェンダーに関わる世相の影響もあるのではないかと。

特にここ数年、強い女性、自立した自分の意見を持った女性。かっこいい生き方の女性にフォーカスされていると思います。

別にディスってるわけじゃないですけど、例えば日本の古典的なアイドルグループは幼さやちょっとおバカ的な要素が受けていた過去がありますが、近年非常に人気を博している韓国のアイドルグループはかっこいい女性像を強調していると思います。(幼さや無垢な女性像は海外ではウケないっていいますしね)その辺もなんとなく世相を反映してるかなって思いました。

 

そのような流れが、女性らしさを謳歌しながら強く自由なファッションという大きな流れを感じます。

あんまりジェンダー論に突っ込むと怖いので、この辺にしときます。

まぁ、俺も長くファッション見てきてますけど、ファッション好きな女性はいつも、強くて自由で女性らしいですよ(女性らしさとはなんぞって突っ込まないでね)

とはいえ、好きな異性のために合わせる女性もいらっしゃいますし、それは否定できませんし、人それぞれの楽しみ方があっていいと思います(いきなり言い訳し始めたけど笑)

俺はいつも言ってますけど、女性は苦手ですが(陰キャなんで)おしゃれを楽しんでる女性は素敵だなって思いますので、またツイッターで色々なファッションを見せて欲しいと思ってます。

 

それでは。

 

 

20代、30代がどんなブランドを好きなのかの話(メンズ編)

こんにちは。

お盆休みなのでブログ書いてます。

 

先日、ツイッター(X)で『20代、30代がどんなブランドが好きなのかを知りたい』
的なことをお聞きしたところ、思いのほか多くの返答をいただきました。

ツイッター(X)すげぇ。

 

俺のツイッターでフォローしている方は、大体男性7割、女性3割くらいなのかな?
なのでメンズブランドの情報が多かったのですが、女性からの情報も少しありましたのでそのあたりちょっとまとめてみようかなって。
(せっかく頂いた情報ですしね)

 

ブランドとブランド紹介(主にfashion pressからの引用)と俺の感想ね(俺の感想いる?と思ったけど、一応)

ということで、メンズ編(順不同です)

 

AMI

”アミ パリス(AMI PARIS)はフランスのメンズブランド。

デザイナーのアレクサンドル・マテュッシは、1980年生まれ。クリスチャン ディオールのメンズラインからキャリアをスタートし、ジバンシィのメンズウエアラインのファースト・アシスタントとして、5年間メンズ・テーラリングのキャリアを積む。その後、マーク ジェイコブスのメンズ部門を経て自身のブランドをスタート。”

 

ハートのAのブランドね。知ってるー。見たことある。

 

 

APC

”1986年、メンズのブランドとし「A.P.C.(アーペーセー)」をパリで発表。A.P.C.のブランド名は「生産と創造の工房(Atelier de Production et de Creation)」の略で、デザイナーの名前を服のデザインに結び付けたくない、ということが意図されている。

フレンチベーシックで、機能的なファッションがベースでありながら、ストリートを意識した、どこか反骨精神のある仕上がりが特徴。天然繊維をよく使用する。ブランドの名前にあるように、それはある種、脱個性的で、着る人を選ばないが、それが逆に着る人の個性を最大限引き出す。”

 

このブランドは、俺も着てた。ってかデニムは今もたまに穿く。ブランドを前面に押し出さないブランド(?)の走りだったよねぇ。俺らの年代(40代)でも好きな人多いんじゃないかなぁ?

 

 

メゾンキツネ

 

”キツネ(KITSUNÉ)はフランスを拠点に音楽レーベル、ファッションブランド、カフェなど、様々なカルチャーが合わさったライフスタイルブランド。”

 

このブランドも知ってる。以前、パリ在住のパタンナーさんに、最近のパリの若者はどんなブランド着てるの?って聞いた時も「APCとかキツネとか?」って言ってたから、パリでも人気があるんだろうなって思う。

 

 

MHL

 

”マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)はイギリスのファッションブランド。現在はウィメンズ・メンズウェア、靴、アクセサリー(時計、財布、バッグなど)、ハウスホールドグッズなども手掛ける。

創業者のマーガレット・ハウエル(Margaret Howell)は、1946年、イギリス、サリー州生まれ。1965年から69年の間、ロンドンのゴールドスミス・カレッジでファインアートを学ぶ。卒業後、アクセサリーのデザイナーを経て、1970年、メンズのシャツを発表。その後、メンズ・ウィメンズのコレクションに広がる。”

 

お馴染みのMHL。これはセカンドラインですが、紹介文はマーガレットハウエルです。まぁ同じようなものかなと…俺も好き好き。ちょっと高いけど、残留率が高い。よく着る。おじさんにも便利!(声を大にして言う)

 

 

メゾンマルジェラ

”メゾン マルジェラ(Maison Margiela)は、フランスを拠点とするファッションブランド・メゾン。ウィメンズ・メンズウェア、アクセサリー、シューズ、フレグランスなど幅広く展開。”

 

これはお馴染みのブランドかな。俺はどちらかというとアントワープ系のブランドからファッション興味持ったんで、その流れで昔なんか買ったことある。同年代にもファンが多くて、2002年にOTB(ディーゼルのレンツォ・ロッソの会社)が買収して、拡大路線に入りましたよね。靴やお財布が人気ですね。

 

 

リックオウエンス

 

”リック・オウエンス(Rick Owens)はフランスのファッションブランド。メンズレディースともに展開。日本でも絶大な人気を誇る。

マダム・グレとマドレーヌ・ヴィオネを敬愛し、両者の流れを汲むスタイルが特徴。グラマラスとアンダーグラウンドの融合など非相称的なスタイルも見られる。その他、シャドーなどのくすんだ色合い、多くの色を使用しないミニマルな色調、ドレープの美しさを表現する。ドレープなどはヴィオネのスタイルに影響を受けている。

これまで慣れ親しんできたもの、安心できるものの代替になるものを模索。素材は全てヴィンテージ加工され、縫製後に更に手を加えて独特の風合いを加える。”

リック!リックね。ファッション好きといえばリックは出てきますよねー。俺は1着も持ってません!けど、素材やデザインは好き。ブランド紹介文にもある通り、マドレーヌヴィオネを敬愛を表すドレーピング技術をエレガンスではなくアンダーグラウンドで表現する世界観は唯一無二と言えるでしょうね。ちなみに全身リックな人は眺める分にはいいですけど、怖いので近づけません。怖いので!

 

 

MARNI

 

”マルニ(MARNI)はイタリアのラグジュアリーブランド。メンズ・ウィメンズともに展開。

マルニのコレクションは、ボリュームの使い方と構築的なシルエットが高く評価されている。それに加え、シフォンなど柔らかいイメージの素材に、プリント、チェック、ストライプなどさまざまなデザインを取り入れた上品で可愛らしいスタイル。雰囲気としてどこか温かみがあるところが特徴。2000年代に入るころには世界的人気を不動のものとする。”

 

これは有名ですね。イタリアのラグジュアリーブランド。お店に行くと曲線の什器が目をひきます。昔、ブランド古着屋さんでシャツを買ったような。あんまり似合いませんでした。ちょっと可愛い雰囲気で、プラダのメンズに独特の丸みと可愛いプリントのイメージですかね。今はなきMIUMIUのメンズっぽい?の育ちが良さそうなスマートな男子が着るとよく似合うと思います。

 

 

コムデギャルソン(ギャルソンシャツ)

(リンクはゾゾタウンのECサイトから)

”ひとつのアイテムによって成立するブランドライン、それをシャツでつくるという発想からスタート。
シャツというオーソドックスなアイテムならではの奥行き、可能性を追求。フランス社がブランド運営を行っているが、パターンメイキングは東京が主体となっています。”

 

コムデギャルソンのラインの中の一つ、おフランス製のシャツってことでも有名かな?

俺は着たことないですが、パッチワークの可愛いシャツのイメージがあります。このシャツラインは作りもちゃんとしてるってよく聞きますし、俺らの年代でもファンが多いと思います。まぁ、このブランドは、若いとかどうとか関係ないですね。年齢、人種を制限しないのがコムデギャルソンのいいところだと思います。

 

 

ZOZO

”株式会社ZOZOは、千葉県千葉市稲毛区に本社を置くインターつネット企業。Zホールディングスの連結子会社である。日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」、古着下取サービス「ZOZOUSED」などのサービスを運営している。2023年時点でアクティブ会員数が1000万人を超えている。”

 

これはブランドじゃないけど。あえて挙げておく。どこで服を買うかっていうと、きっとこんな感じなんですよ。ブランド名っていうか、ショップ名、なんならショッピングモール名だったりする。だって俺が若い頃どこで服を買うかっていうと「ジャスコ」とか「ビームス」とかそんなんでブランドなんか知らん人多かったし、ブランドで買うというか、好きなデザインを買うっていうのが普通だったから。

ちなみに、売れ筋ランキングとか出るからそれを参考にしたりして買うことが多いらしい。なんだかリアルを感じた。

 

 

sacai

"sacai(サカイ)は、日本を代表するファッションブランド。メンズ・ウィメンズともに展開。

ブランドコンセプトは「日常の上に成り立つデザイン」。スタンダードなものを大切にしながら、エレガントな要素を加え、またクラシックなアイテムにひねりを加えることで、sacaiの考えるエレガントな「ニュースタンダード」を表現。"

 

サカイね。これも知ってる。よく着てたし。デザインがわかりやすいから、多分一般的な女子受けもいいんじゃないかな?若い子が着ると可愛いよねー。価格がめちゃくちゃ高くなったから若い子はそんなに買えないような気もするけど。

 

 

COMOLI

"コモリ(COMOLI)は日本のファッションブランド。2002年に小森啓二郎(Keijiro Komori)が自身のブランドをスタートする。

“全ての洋服の原型は欧米から生まれ、ある目的の為に作られた物である。”という考えの基、“今の”日本の気候に合う、日本人の体型に合った、上質でシンプルな日常着を展開。"

 

これは知ってるっていうか、よくシャツを着てる。なんかねシャツに関しては値段がそんなに高くない(と思う)。若者ってよりも、大人の日常着って感じだけど、まぁ年代幅広く着れるってことで。

 

 

Acne Studios

”アクネ(Acne)はアクネ ストゥディオズ(Acne Studios)が展開するスウェーデンのファッションハウス。

ラグジュアリーな雰囲気も持ちつつ、主張しすぎないデザインは、ミニマルで実用性も兼ね備え、ワードローブに加えなければならないような感覚を持たせる。メンズ・ウィメンズともにウェアからシューズ、アクセサリーまでトータルで展開。”

アクネかー。ジーンズ(デニム)が有名だけど、俺の体型には全く合わんくて何回か買ったけど、ことごとく合わなくて捨てた。という印象があるが、ペラペラのシャツコートがめっちゃ気に入っていつも着てるから許します!

 

 

オーラリー

”オーラリー(AURALEE)は日本のファッションブランド。メンズ、ウィメンズともに展開している。

コンセプトは、世界中から厳選した原料と日本屈指の生産背景で本当に良いと思える素材を追求。さら、その素材の個性を活かし、時代の気分を反映しながら、上質で洗練された洋服を作ること。”

 

なんか、どこで買ったか忘れたけど、トレーナーを何枚か持ってる。(多分その内何枚かはブランド古着の店で買った)というくらい、トレーナーはなんとなく会社に着ていけるくらいの良さがあるなって思う。女性ものも人気なのかな?とりあえず、カットソー系の素材と形が良いと個人的には思った。

 

 

ポータークラシック

 

吉田カバンの技術力と、現代的なデザイン、機能性が生み出すバッグは登場以来変わらない人気を誇っており、日本だけでなく、海外のセレクトショップなどでも販売されている。
ブランド名の由来は鞄の運搬係の「PORTER」。”

 

これ、バッグのブランドじゃなかった?と思ったけど、20代、30代の好きなブランドってお題だから、それもありかな。と思ったら普通に服もやってたー!という感想です。

ちなみに、カバンのポーターは学生時代使ってました。

 

 

kolor

"カラー(kolor)は日本のファッションブランド。メンズ・ウィメンズともに展開している。

デザイナーの阿部潤一(Junichi Abe)は1965年生まれ。文化服装学院アパレルデザイン科でファッションを学ぶ。卒業後、いくつかのアパレルメーカーを経て、2004年、独立し、自身のブランド「カラー(kolor)」を設立。2005S/Sからコレクションをスタート。"

 

このブランドもよく聞きますね。近年はデザインが若くなって、お店を覗いても若者が多い気がします。昔はシンプルな服も多かったと思う。(KOLOR BEACONってラインが以前の感じなんかな?)その当時は、ズボンを何枚も買ってましたね。今はデザインが激しいので着れません...確かに若い子が着たら可愛いい。ファッション好き!って感じがする。

 

 

TOGA

”トーガ(TOGA)は日本のファッションブランド。トーガとトーガ プルラではウィメンズ、トーガ ビリリースでメンズコレクションを発表している。シューズ、バックなどのアクセサリーなども含め、トータルで展開している。

ブランド名のTOGAとは、古代ローマで着用された上衣”トゥニカ”の上に着用する一枚布の上着から由来している。ギリシア神話の聖なる衣もTOGAと言う。イノセントとアンダーグラウンドの融合がTOGAの特徴。”

TOGAといえば、ファッション学生ですよ。TOGA嫌いなファッション学生を見たことがない(偏見)このブランドはウィメンズが人気だったと思いますが、このブランドのメンズ(TOGA VIRILIS)を着る人は線が細くて、ちょっと影があるような美少年のイメージですね。俺も試着何回かしたことあるけど、全く似合いませんでした!

コンチョモチーフのベルトや小物が幅広い年代のおしゃれピープルに人気だと思います。

 

 

Fax Copy Express*

"2020年に設立された中国のブランド Fax Copy Express(ファックス コピー エクスプレス)は、モダンでノンシャランな空気を漂わせるレディースウェアを展開しています。
得意としているのは、さまざまなトレンドやキー的要素を取り入れ、洗練された独自の美学と融合すること。 90年代ファッションに超モダンな捻りを加え、アップデートします。
コットンフリースの定番からニットウェア、ジーンズまで、嫌味のないニュートラルな色調で揃うアイテムは、長く使える品のよさを念頭に、正確なカッティングで仕立てられています。"

 

はい!知らんブランド!中国のブランドかぁ。見た感じ、アレキサンダーワンっぽい?今までも中国系のアメリカ人なら、例えば今言ったアレキサンダーワンとかデレクラム、フィリップリムとかいますけど、中国発ってのはあんま聞かない。これから中国のブランドも増えてくるんかねぇ。だって中国は世界の工場みたいなもんだし、現地でデザインして現地で作るって理にかなってるもんね。まぁ、これまではデザインがパクリだとか言われてましたけど、新たな時代になってくると変わってくるかもしれないですしね。

 

 

NTN

"「エヌティーエヌ(NTN)」は、sacai出身デザイナー髙橋伸明によるファッションブランド。メンズ・ウィメンズ・ユニセックスウェアを展開する。

展開するプロダクトは、様々なカルチャーからインスピレーションを得た、伝統的かつ機能的かつタイムレスなアイテム。国内外の上質なマテリアルを使用しつつ、卓越したカッティング技術を駆使し、時代や人に寄り添ったワードローブを提供していく。

ブランド名の「NTN」は、デザイナー髙橋伸明のイニシャル「NT」に、再度「N」を付けたもの。プロダクトの永続性を繰り返す記号として表現している。"

大阪のベアリングの会社ではないらしい。sacai出身...以前はブランド出身って言うと、ヨウジ出身とかギャルソン、イッセイ出身ってデザイナーが多かったけど、これから、そのようなブランド増えてくるでしょうね。

はっきり言って知りませんでした。商品を(画像で)見る限り、クリーンでsacaiのアクを省いたような感じ?着やすそうな印象です。

 

 

tamme

”タム(Tamme)は日本のファッションブランド。

ニュートラルな概念による創造と既存の更新を根幹に置き、クラシックとモダンが融解する、気品ある現代ストリートの具現を目指す。
Tammeとは、性別を表す”homme” ”femme”の共通文字と、デザイナーの玉田達也という名前の掛け合わせによって構成される記号名。

タム(Tamme)独自の解釈により抽出、表象される構造、概念を「(抽象衣服(Abstract Clothing)」とし、その身体経験を通じ、現代において再定義を促す。”

 

こちらも最近のブランド。当然ながら知りませんでした。このブランドもsacai出身のパタンナーということですが、先ほどのNTNとは全然テイストが違いますね。ブランド説明が難解すぎて(厨二病すぎて)ちっとも理解できませんでしたが、ファッション好きな男性にウケそうなデザイン。今っぽいなって感じました。これからが楽しみだと思います。(個人的には好き)

 

 

MASU

(公式を見つけらなかったのでリンクはステュディオスのECサイトです)

”エム エー エス ユーは日本のメンズブランド。

型の決まった服の長所と短所を考察し、その型や伝統を尊重しながら、現代の空気を纏わせることに重きを置く。

コンセプトは「マス/プロダクト(MASU / PRODUCT)」で、明確な固定概念がある要素を再定義することで生まれる新しい量産品を指している。

ブランド名は、日本語の敬語に使用される「~ます」に由来。日常で最も多く使用されながら価値を無くさない「ます」という言葉のように、洋服が好きな人達にとって価値が無くならないアイテムやスタイルの提案をしている。”

 

マスじゃなく”エムエーエスユー”なんね。新しめのブランドですが、珍しく聞いたことあります。かなり人気があるとのこと。洋服が好きな若い男子には刺さるデザインだなって思ってました。個人的には今の日本のメンズファッションシーンを代表するブランドではないかなと。実物は見たことないので、ちょっと見てみたい。(着るのはちょっと無理)

 

 

DAIRIKU

"ダイリク(DAIRIKU)は、デザイナー・岡本大陸が手がける日本のファッションブランド。

ダイリクのアイテムは、デザイナーの岡本自身が経験した思い出や映画を着想源に、象徴的な空気感、イメージをディテールからスタイル全体にまで落とし込んだデザインが特徴的。アメカジをベースに、独自のシルエットや配色、プリント、刺繍などのディテールをプラスしている。"

 

こちらのブランドもツイッターではよく見かけます。近年のドメスティックブランドらしいデザインだと思ってました。アメカジをベースにしていながら、うまくジャパニーズモードに落とし込んでいるというか。細かいディテールにこだわりながら、全体のインパクトも考えてるデザインで秀逸なデザイン能力を感じます。(売れそうですね...)

 

 

SUGARHILL

”シュガーヒル(SUGARHILL)は、日本のファッションブランド。

ブランド名「SUGARHILL」は、デザイナーの林陸也がニューヨークファッション工科大学(FIT)在学中に住んでいたニューヨークのシュガーヒル地区に由来。

ミリタリーやワークをベースに、武骨さや尖った要素を中性的にリビルドし、上質に仕立てたアイテムを展開。素材の開発、色味の置き換え、風合いの研究、シルエットの再考といったプロセスを織り交ぜながらデザインに落とし込んでいる。特に、シュガーヒルは、様々な工場とタッグを組み、素材の肌触り、風合い、色味に重きを置いている。”

 

知らなかったブランド。どうもDAIRIKUと仲良しのブランドみたいですね。最近のブランドとしてはちょっと男らしい感じがしました。グランジっぽい『トウキョウ ファッション アワード 2022』も受賞している将来有望なブランドですね。

 

 

ニードルズ

”ニードルズ(NEEDLES)は、ネペンテスの創立者である清水慶三がデザインを手掛けるブランド。

長きにわたり世界各国でバイイングに携わり、またその経験によって熟成された世界観を投影するブランドとして発足。世界で活躍するアーティストとのコラボレーションや、世界規模のフェスにも出店するなど活躍の場を拡げている。”

 

このブランドは昔からありますね。ネペンテスといえばナンバーナインの宮下氏がいた会社ですね。昔のメンズノンノで見たことあります(おじさん知識ですまん)。ともかく俺らが若い頃から人気でしたねー。
今はトラックパンツがヒットしてるんかな。ネットでよく見かけます。トラックパンツ欲しいけど、若造りしてると思われたら嫌だからなかなか手が出ないです。

 

 

 

 

とまぁ、こんな感じでしょうか?

他にもたくさんあると思いますが結構年代幅が広くて、20代、30代で縛るのもナンセンスな感じはしますね。

 

前半は比較的、俺も馴染みのあるブランドが多かったです。

やはりいいブランドは長続きしますし、言い換えれば年代関係なく売れるから長続きするんだと思いました。

あと、海外ブランドものからドメスティックに移行してるようには感じました。理由としてはやはり価格帯の問題もあるんじゃないかと。例えばマルジェラやサンローラン、バレンシアガなど、よく見聞きするもののやっぱ高いじゃないですか。余程熱狂的なファンではない限り簡単には買えません。

もちろん、ドメブラも昔に比べると高いですが、まだなんとかなるレベルかと感じました。

あと、Y2KK-POPの影響も強いという言及もありました。確かに、俺らが若い時、20~30年前の匂いがしますね。少し前はジルサンダーなどを起点としたシンプル、クリーンなファッションも多かったと思いますが、今はどちらかというと、デザインに主張があり、パワーのあるファッションが主流なようです。

これは視点を変えれば、ユニクロなどのシンプルな服は安く買えるので、そのような量販が絶対作らないような服に価値を感じる。もしくはそのようなシンプルに飽きたという流れがあるのかもしれません。

 

好きなアーティストを参考にしているという意見もあり、ブランドというよりも”人”というのも当然かなって思います。俺は全然興味なかったですが、我々の世代はキムタクが着れば売れましたし、俺もジャミロクワイが履いてるからアディダス買ったりしてましたし。

まぁ今は、大衆的な猫も杓子もというより、もっと細分化されたテーマでのアーティストに影響を受けるという形でしょうけど。(俺はあんまり音楽に詳しく無いからあんまわかんないけど)

 

日本のメンズファッションの市場規模は2兆円とも言われています。全体の7兆円からすると少ないのかもしれませんし、紳士服(スーツ)なども含むと、ファッション性の高いメンズウエアの市場規模は小さいのは間違い無いでしょう。ただ、規模が大きければいいという時代でもなく、今はネットで無名でも知名度を高められる時代だし、消費者も自分の好みを探せる時代です。ブランドは細分化され、消費も細分化してます。つまり、大きく何が流行っていると観測するのも難くなってきている感じですかね。

 

一方日本の生産背景に関して言っておくと、ツイッター(X)にも書きましたが、日本の縫製工場もメンズを縫うところが多くなった気がします。工賃もしっかり出してくれるし、余談ですが女性ものよりも面倒な指示が少ないという一部の意見も聞いたことがあります。(まぁこれまで挙げたブランドはとても簡単に作れるようなデザインではなかった気もしますが)

ただ、小ロットでもちゃんと付加価値をつけて、定期的に仕事を出せれば工場も成り立ちますし、工場が存続できればブランドも存続できます(売れ続ける限り)

当然、それで国内縫製の問題が解決するか?って話では無いとは思いますが、そのような傾向にあるとことは言えるでしょう。

 

ともかく、今回ブランドを教えて下さった方には感謝申し上げます。少し知識が増えました。

ウィメンズのブランドも少し教えてもらったので、書こうと思ったのですが思いのほか長文のなってしまって疲れたので、それは次の機会に。

 

それでは。

似合う似合わないの話

40も半ばを過ぎて、ふと鏡を見ると老けたなぁと思うことがよくある。

マスクをしている人もどんどん減っていって、これまではマスクが隠してくれてたからまだ自分を許せたのだが、マスクという非常に防御力が高いアイテムを失いつつある今、改めて「あれ?こんな顔だったっけ?」と思うことが増えたのである。

若い頃は童顔で、苦労してない顔だとか学生みたいとかよく子供扱いされたというか、舐められてたから早く老け顔になりたいと思ってたが、まぁ老け顔の童顔ほど違和感があるものはない。

 

若い時に着ていた服もだんだんと似合わなくなってきているとも感じる。体重は20代の時よりは少しは太ったとはいえなんだか以前とは違う。

大好きなヨレヨレとボロボロ具合を多少調整しないと決まらなくなった感じだ。

それと安物の服もなんだか見劣りする。服の力を借りないと、戦闘力3の服では外に出られないというか戦に向かえないというか。プチプラ?無理無理。安物をよく見せる力はとうの昔に消失してしまった気がするのである。

 

この原因は多分顔が老けたからじゃないかなって話だ。

具体的に言えば、肌のハリと透明感のことである。

歳をとっていくと、ハリと透明感を失って、たるみとくすみを得ることになる。いわゆる顔の年輪と言うやつだ。痩せればたるみは抑えられる気がするが、かわりにシワを得ることになる。

まぁ女性は、化粧品などの習慣があるから食い止められるかもしれないし、最近の男性も化粧品をよく使っているらしいのだが、俺らの世代は男が化粧とか正気か?って時代であったため、そのような習慣がない。

俺も恥ずかしながら化粧水と乳液、日焼け止めなどを使い始めたのは10年ほど前で、その前は若さにかまけて気にしてなかったし、当然顔と服の相関関係など理解しておらず、体型維持だけしとけばなんとかなるやろの精神だったために対応が遅れたし、今更美容外科に通うほど気合も入ってないので、まぁこれも俺の人生かなと思っている節はある。

 

これは、別に若くみられたいとかそういう話ではない。好きな服が似合わなくなるという話だ。中年になると「若いですねって言われた」などという人が増えてきて、なんだお前もか?という気分になるというツイートを見たのだが、俺も概ね同意である。そんな言葉に価値はない。

人様に迷惑をかけたくはないという気持ちこそあるが、俺は自分なりに納得することを優先している。高望みはしないし、そこまでストイックではないが、自分が許せる範囲内で人生を全うしようと思っているだけだ。

 

個人差があるとは思うが、肌のハリと透明感の変化は俺は40代から〜50代にかけて見られる気がする。昔は30代でも老けた人が多かった気もするが、今の30代は全然若い。アイドルなんかも30代でも20代とさほど変わらないし、一般の方もすごく若々しい人が増えたなって思う。

美意識の変化?化粧品が良くなった?タバコやお酒を嗜まなくなった?少子化?晩婚化?寿命が伸びたから?なぜだかわからないが、間違いなく我々の親世代(昭和初期)の人たちよりも10歳は若く見える。

 

なんにせよ、30代までは20代と同じ格好でもなんら問題はないし、それこそ流行と体型の変化(太り過ぎないようにする)と髪や顔を多少気にしておけば問題ないと思う。なんなら多少太っていてもハリと透明感を持ってしてキャラとして成り立ったりする。

というか、多少の偏見があるかもしれないが、そういう意味では若い人はぶっちゃけなんでも似合う。巷では「私ウェーブ体型だからこういうのは似合わない」とか「ストレートだから〜」「ナチュラルだから〜」などと聞くが俺から言わせれば些細なこと。はいはい、何着ても似合いますね!若くていいですね!という感想しかない。決して僻みなどではない。

俺は体型のタイプよりも俺はその人の顔のタイプのほうが影響を与えていると思うけどな。

 

あと「好きなもの着たらいいじゃん?」と言うのはファッション好きの間ではよく言われてて、その言葉に励まされたり、前向きになったりしてほんと汎用性の高い魔法の言葉ではある一方。その言葉の裏には「好きなものが似合う人になればいいじゃん」という本音が見え隠れする。

好きなものを着るのはいいことではあるが、自分が満足するかは別の問題である。「本当は理想の自分になっていないけど、好きなものを着ているんだから私は私らしくやってる!」と言い聞かせてはいないか。

てかね、似合って似合ってないは、客観的評価と主観的評価のどちらに重きを置くかによって意識は変わってくるし、さらにいえば、客観的評価を主観的に評価及び判断するというバランス感覚が重要だと思ってるんすよ。

なに言ってるかわからないかもしれないけど、大丈夫です。俺も書いてて意味わかんないし。

 

話変わりますけど、Tシャツ(特に白)もあまり似合わなくなったと感じる。最近のメンズのTシャツは首が詰まっていて首が太い俺は苦しそうに見える。そして顔まわりがなんか物足りないのである。

やはり上からカーディガンを羽織ったり、ジャケットを着た方がしっくりくるし、よほど体を鍛えているのなら良いかもしれないが、Tシャツ一枚で外に出るなんてもってのほかである。子供と遊ぶ時か近所のスーパーに行く時くらいかもしれない。

ともかく、中高年がTシャツ一枚で外に出るのは難易度が高いと思う。

どんな服も着こなす、例えば福山雅治とか竹野内豊反町隆史でさえ、俺はTシャツよりもシャツが似合うと思うし、ジャケットスタイルが似合うと思っている。いやまぁTシャツでもかっこいいけどさ・・・

 

例えば女性ではあるが、スタイリストの北村道子氏まで超越してくると、そのオーラでTシャツだろうがなんだろうが、着こなしてしまうから、例外も存在するとは思うが(マジであの人クッソかっこいいよな)

コムデギャルソンの川久保氏も同じ人種かもしれない。

まぁそれを言い出すとモデルさんなんかは服を着るプロなんで、ほんとなんでも着こなすから・・・参考にならんね。

ともかく、年齢を重ねた顔は人生のさまざまな局面を乗り越えてきた年月が刻まれて、迫力が増し力を付ける。そして顔に力があると服にも力がないとバランスが取れないのではないかと思っている。

先ほどのTシャツなんかもどんな年齢層にも似合う永遠のアイテムみたいに言われてはいるが、俺は違うと思っている。

「性別、年齢、関係なく着れるのがTシャツだ」みたいな甘言を信じて、顔と合ってないのにレアな古着かなんか知らんけどヨレヨレのTシャツとか、量販店のTシャツ着ている同年代を見ると、なんかこう、もうちょっと工夫できたやろ...って思ってしまう。

 

なんかディスりすぎた。ごめん。

 

まぁけど、高望みはせずとも、ちょっとはダイエットして週末にパックでもして外に出ても恥ずかしくないなって思う程度の身なりにはしときたいなと思う今日この頃なのです。

 

それでは。