昨日、美味しさを数値化する機械があるという番組を見てた。
今までは「さらに美味しくなりました」みたいな言葉も根拠が無かったが、AIによって美味しさを数値化出来る様になったという。
確かに、さらに美味しくなりました。というのはなんか根拠かわかんなかったしなぁ
AIなもんで、プリンに納豆とかバナナにシラスとかこれまで考え付かなかったような組み合わせが美味しいというのがわかるという。
ほえーって感じ。これはお金の匂いがしましたね。将棋とかもプロ棋士にAIが勝っちゃう時代です。何があってもおかしくはないですね。
ファッションにおいてはここ数年、骨格診断やパーソナルカラー診断みたいなのが流行ってる。
「骨格ストレートなあなたにはこの服が似合います」
「あなたの肌色にはこのような色が似合います」
みたいなやつね。
ブルベとかイエベとか最初何言ってんだろう、ロエベの別名かな?とか思ってたがパーソナルカラーの事らしい。勝手に好きなデザインと色を着させろよとは思うが、まぁなんらかの指針になってるのは間違いなかろう。
そういえばパーソナルカラーを初めて知ったのは15年くらい前。知り合いが伊勢丹かなんかで診断してもらって、それをもとに服を買ってるという事だった。
それから随分経って忘れていたが、ここ最近よく聞くので「アレの事かー」って感じ。そん時はブルベ春とかそんな単語はなかったような気がするが、まぁいいか。
きっと昔は販売員や美容部員の方が、知識と経験でお客様にアドバイスしてたんだと思う。
俺の勝手な想像だが、骨格診断であってもパーソナルカラーであっても完璧100%正しいとは言えない気がする。特に骨格なんてストレートとナチュラルの中間とか、グレーなこともあるんじゃないかと。
パーソナルカラーも年齢や体調、ライフスタイルによって微妙な変化もあるのではないか。知らんけど。
販売員はそういった事やお客様の好みやトレンドなども総合的に踏まえて、コーディネートやスタイリングを提案していたんではないかと。ベテランになれば経験値も増えてくるし、応用力もあるのでそれを信頼して顧客もついていたんだと思う。
てか、販売員いらんとかいう人もおるが、販売員さんと対面販売じゃないと後ろ姿とかわからんし、客観的かつプロの目線で見てもらいたいとは思う。普段着はどうでもいいが、人前に出る時とか俺は不安だけどな。
話が逸れたが、食べ物で数値化出来るんなら、ファッションも出来んじゃね?って思った次第。
「去年より20%オシャレになりました」とか、
「こちらのコーディネートの方が今より80%オシャレです」みたいな。
先程の骨格診断、パーソナルカラーは研究されててAIに落とし込むことは可能かと思われるが、ファッションというもの様々な趣味趣向や社会的な要因があるので全ての人に普遍化させるのは簡単では無いかなとは思うものの、人間が感じる味に関して答えが出るんなら不可能ではないと思う。
そうなると、まぁ俺らの仕事も潮時かな。そんな時代が来たら面白そうだなとは思いますけどね。
それでは😌