俺はあまり映画を見ない。別に映画が嫌いとかではなく、年に数回は映画館で見るがどちらかというとハリウッドらしいドカーンボカーンみたいな映画なら大きなスクリーンで見る方がいいかなみたいに思うが、ヒューマンドラマやサスペンスなどは家のテレビでいいじゃんみたいに思ってしまって、ひたすらアマプラの配信を待ってたりする。
まぁなんていうか、家族と見ても差し障りない映画を家族サービスの一環として見に行くという感じか。
だから、去年だったら家族全員で竜とそばかすの姫を見にいったり、妻と二人ではボヘミアンラプソディは見た記憶がある。まぁ、至って凡庸で普通の生活をしてるのでこんな風です。
で、今回はハウスオブグッチという映画を妻と二人で見に行った。子供も上の子は中学生で下の子(4歳)を面倒みれるようになったのでほんと楽になった。
子供は小学校高学年になってもちゃんと手をかけて育てないといけないなんてツイートを見ることもあるが、我が家では放置はできないと思うものの、小学生高学年から中学生になった頃からあまり手がかからなくなった。土日は勝手に遊びに行ったり、ご飯がなければコンビニで買ってくるし、試験前や宿題が多い日は現実逃避なのか一日中寝てる。
かと言って、俺が急に「旅行行くぞ」とか「買い物行くぞ」と言うとひょいひょい付いてくるのでなんとも出来た子だなあと感心してる。
子供の性質や育て方にもよるかもしれないが、我が家では意思疎通があまり取れず、自分だけではやれることがが限られる10歳くらいまでが子育ては大変だった(俺よりもどうしても子供と接する時間が多い妻は大変だと思う)
中学生になれば交友関係だけは押し付けは良くないが気を配っていればなんとか、という感じはする。本音は自分がやりたい事が見つかるまではすこしは勉強もして欲しいが…
いつの間にか子供の話になってしまったが、映画の話をしたいんだった。
そもそも映画フリークでもなんでもない為、レビューなんて気の利いたことは書けないが、やっぱこの映画はキャストに尽きるのかなって思った。
ガガとアダムドライバーとジャレッドレトなど、ぶっちゃけ名前くらいしか知らんのだけど、絵になるオシャレ映画だった。
どうでもいいけど、レディーガガは身長があまり高くないので、アダムドライバーがめちゃくちゃでかく見える。まぁ、あれだけ身長あるとそりゃいい服着たら迫力あるなと思う。俺も来世は190センチに生まれたい。
ジャレッドレトは特殊メイクらしく、その無能さをさりげなく醸し出す風貌や演技はアカデミー賞俳優だけあるなと思った。
アルパチーノはおじいちゃん役がよく似合う。妻が死んだおじいちゃんにそっくりだったと言っていた。顔全然ちゃうやんと思ったが、恰幅も気前もいい元気なおじいちゃんな感じはよくわかる。
話の顛末はおおよそ知ってはいても、知っているからこそ楽しめる部分もあるし(お前ドメニコやったんか!とか)衣装も良かったと思う。
ただ、長い。3時間くらいある。俺なら2時間に短縮できる自信がある。あと、音楽が俺にはワザとらし…まぁ、いいや。
めちゃくちゃオススメかと言われると、人によるとしか言えないが、妻が寝てなかったので多分グッチに興味がない人も大丈夫だと思う。デートとかにはいいかもね。
それでは😌