ここ最近、デスクワークでなかなか外に出れてなかったのですが、やっと先日春の店頭に出かけました。
本来自分の会社の店頭を周るべきなのですが、卸中心のブランドで直営店もありはするのですが、めちゃくちゃ遠いので、気軽にはいけないんですよね。
ということで、近くの商業施設や百貨店を主に市場調査をしております。
前にも言った通り、俺はあまり市場調査に時間をかけてません。人によっては何度もしっかりと市場調査をした方が良いという方もいらっしゃいますが、情報過多になって自分が何をやるべきかを見失ってしまうので、1.2週間に1回くらい店頭に出かけ、自分が考えてることの答え合わせをしている感じです。
ということで、各社この春はどんな雰囲気でやってんのかな?ってことで。
昨年はコロナで全然でしたからね。多分データも少なく各社どう変化させるか悩んだと思います。
まず、明るい服が増えたのは毎年の事ですが、プリントが目立ちました。ちょっと大きめの単色の柄で大胆なもが良かったな。
昨年に引き続き透けてる素材も多かった。俺が春服が好きなのは透け感や透明感とのコントラストが美しいなと思うからで、軽やかで良いですな。
色は薄いオレンジやブルー、引き続きグリーンも多かったかな。個人的にはビビットなローズやクリアなピンク、そしてブラックが気になりました。
後は…ひさびさに色落ちしたデニムが良さそうかなぁ。
昨年もアパレル界隈では「ブランドらしさを出さないといけない、みんな同じ服を作っていては逆に危ない」といろんな人に言われました。ほんとその通りだとは思うんですが…
正直なところ、ほんとは個性を強めていくのは怖いですよ。やっぱりある程度売れ筋やトレンドを意識したものや多くの人に受け入れやすい服を出した方が安心感はあります。
企画の人はそのバランスに頭を悩ませてると思います。
勇気がいるんですよね。強い打ち出しは。けど、リスクはあっても自分達の提案を信じてやるしかないですからね。
そうは言っても、この春まではやや様子見するアパレルは多いかと思います。店頭でも少しそんな感じはしました。
けど、次の秋冬は各社の真価が問われるかなとは思います。もう、コロナの為にという言い訳は流石に苦しいです。まだ、春も始まったばかり。これからどうにか春夏をしっかり着地させて来る秋冬の準備をしっかりしていきたいですね。
それでは😌